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サルでもわかるFX

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架空の設例
ある日、妻が、タダシガキ家憲法に新たに以下の規定を追加すると言い出しました。

「就寝前にビール又は焼酎を飲んではならない」

寝酒を楽しみにしているわたし(ビール・焼酎以外のアルコールは好きではない)はこりゃマズイと思い、次のような文言にしようと提案。

「就寝前にビール及び焼酎を飲んではならない」

怪訝な顔をしつつも妻が了承したので、とりあえずわたしは一安心。
ちなみに、当該規定は即日施行されました。

数日後、風呂あがり後の就寝前にわたしが居間でちびちびビールをやっているところを妻に見つかり、妻は「違憲!!」といってビールを取り上げようとしました。
これに対してわたしは「合憲だ!!」と言って、以下のように主張しました。

「就寝前にビール又は焼酎を飲んではならない」と規定されているのであれば、ビールと焼酎のいずれをも飲むことが許されないが、「就寝前にビール及び焼酎を飲んではならない」と規定されている以上、両方同時に飲んではならないだけであって片方だけを飲むのであれば許されるというふうに解釈可能である。したがって、合憲だからビールを返せ!いえ、返して下さい…。


法学教室の4月号から「条文の読み方―法務執務用語解説」という記事が連載されています。
4月号では「及び・並び・かつ」について、5月号では「又は・若しくは」についての解説が書かれてあります。
これらの用語については、一般に法律用語辞典などでも説明されていますが、法学教室の記事はとても分かり易くオススメです。
実は、わたくし、これら接続詞の使われ方を正確に把握しておりませんでした(汗)。
(法律学を学び初めて、もう4年以上になるというのに、とても恥ずかしい限りです…)

法律用語辞典などに目を通してもよく分からないと言う方は、一度読まれてみてはいかかでしょうか。
一冊1400円とけっこういいお値段なのが難点ですが、多くの公立図書館に置かれてあるのではないかと思います。


ところで。
ビールの返還を主張したわたしですが、妻はわたしの主張を認めません。
わが家は、三権が分立されておらず、すべて妻に帰属していますので、わたしは泣く泣くビールを諦め、おいしい地元の水道水をいただきました(涙)。
(ちなみに、設例にあるわたしの主張は、解釈としては成り立つそうです。5月号5頁参照)。

以上、あくまでも架空のお話(笑)。



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