AX

サルでもわかるFX

スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
ベスト・カップル
スクーリングに参加すると、よく親しげにしているカップルを見かけます。
唐突に「おたくら、どういう関係?」と尋ねるわけにもいきませんから(笑)、単に仲の良い友達同士なのか、交際相手同士なのかは、見ただけでは分からない場合が多いですけど。
後者の場合だと、ちょっとうらやましといいますか、「いいなぁ~…」と思うことがあります。
あらかじめ言っておきますけど、べつに、もてない男のひがみではありませんので(笑)。

じっさいに、ワタシの通教の友人に、二組のカップルがいます。
その一組のDくん・Mちゃんから、先日、プリンを頂きました。
とても美味しかったです。
この場を借りて、あらためてお礼を言わせてもらいます。

二人とは、二年前の夏期スクで知り合いました。
たまたま、ワタシの後ろに座っていた二人に、ワタシが試験のことについてちょっと尋ねてみたことがきっかけでした。
とても仲が良さそうに見えましたし、実際にホント仲が良い二人だと思います。
でも、二人にいわせると、よく喧嘩するとのこと。
その理由が、すごい!
法律論を交わしているうちに、熱くなるとのことらしいです。
(もちろん、すべての理由がそうではないでしょうけど…)
最初の頃は、そのことを聞いて半信半疑でしたが、いまでは、「この二人なら、あり得る」と思うように(笑)。

短スク終了後、二人を含め何人かで喫茶店に行ったときのことです。
ひょんなことから、彼氏のDくんとワタシが議論することに。
内容は、ある犯罪についての厳罰化についてでした。
最初は穏やかに話していた二人だったのですが、議論を重ねるうちに、少々白熱気味に…。
大きな声で「殺人の故意がある」「ない」だとか言っちゃって…。
きっと、小洒落た喫茶店の雰囲気にかなりミスマッチしていたことでしょう(笑)。
でも、この時、ワタシは思いましたよ。
「二人は、いつもこんな感じで議論しているんだろうな…、うらやましいなぁ」と。

社会に実際に生じている事件の当不当について、直感的に考えるのは簡単です。
しかし、それに法律を用いて解決するとなると、話しは別。
内田貴先生は著書のなかで、次のように述べられています。

妥当と思われる解決を提案するだけなら誰でもできるが、民法の規範体系と整合的な法律構成を与えることができてはじめて、当初の直感的判断は法的判断として正当性を主張できる。そして、そこに法解釈者の専門的能力が発揮される。
(「民法1 第3版 総則・物権総論」2005年・東京大学出版会、144頁)

これは、べつに民法に限らず、法律全般について当てはまることでしょう。
D君とした議論、彼の主張にワタシは否定的だったのですが、それをいかに法的に構成して述べるかがポイントでした。
でも、うまく表現できませんでした。
あきらかに力不足です。
帰宅後、あらためてその問題について基本書などを読みながら考えてみることに。
すると、「なるほど、こう主張すれば良かったんだ」とか、「そうだ、この問題については、こういう見解があったんだった」といった具合に。

ふだん、法律を学んでいると、抽象的な内容を理解し「覚える」ことに力点を置いてしまいがちです。
そうして、「覚えた」つもりの法律に関する知識ですが、実際に使いこなせているでしょうか?
ワタシの場合は、Noです。
先のDくんとの議論がいい例です。
決定的に、アウトプットの場が足りないのだと思います。
つまり、具体的に考え、それを書き記したり、口に出したりする機会が少ないというわけです。
これが、きちんとできなければ、それは、覚えていない、または、分かっていないということでしょう。

アウトプットする方法は、いろいろとあるでしょうけど、議論もその1つといえるでしょう。
熱い議論ほど、勝敗はどうであれ、その内容が自分の中に定着しやすいのではないでしょうか。
また、議論とまでいかなくとも、身近に、「法律学」を語れる相手がいるということは、学習する面においてとても有効だと思います。
たとえば、レポートや試験などについて、「あ~だこ~だ」といったぐあいに…。
通学部の学生だと、学校に行けば、いくらでもそういう相手がいるわけですけど、きほん独学の通教生は、そういうわけにも行きませんよね。
(ちなみに、アウト・プットするいい機会だと思い、昨年、演習を受講しました。)
だから、カップルで通教にいる人をみると羨ましいなぁ~と。
また、通教卒業という同じ目標も共有しているというのも、いいことだと思います。

さてさて。
なにも、このような理由のみからそう思うわけではないけど、D君とMちゃん、あなたたちは、ホント、ベスト・カップルですよ。

ところで。
喫茶店でD君と議論していたときのこと。
D君とワタシの様子を見ていたHさんが、Mちゃんに一言…。
「この二人って、いつも、こういう感じなの?」
それに対してMちゃん、あきれたような感じでうなずいてました。
「オイオイ、それは、君たち二人のことでしょうが!」
と、今更ながら、突っ込ませてもらいます。

PS 「通教生同士の恋愛話か?」などと思って、ながい記事を最後まで読んで下さった方、期待に添えるような内容でなくすみませんでした(笑)
コメント
いいなぁ~若い人たちはぁ、って思いますよ。
そういった議論も面白いですよねっ。
(興味の無い人からすれば確かに場違いな話題かもしれませんが…)

そういえば、広島のお好み焼き屋さんでマンキパティオ・マンキピ物がウースーカピオでどうだこうだとやったのを思い出しました。
(これらの用語も西洋法制史のスクに出た人じゃないとわからないかも!?)
2008/05/01(Thu) 14:07 | URL | akihiko | 【編集
v-5akihikoさんへ

そうそう、広島では、お好み焼きを食べながらそんな話しをしましたね。
ローマ法の所有権や物権的返還請求権に関する内容でしたね。
なつかしい…。
たしかに、そんな話しを周りの関係ない人達が聞いたら「???」ですよね。

そういや、ワタシは広島での西洋法制史のスク自体には、あまり良い印象がありません。
皆さんA評価だったのに、ワタシだけBでしたからね。
単なるひがみでしょうか(笑)
でも、akihikoさん達と親しくなれたことは、とても良かったと思います。
初日の授業後にいった居酒屋と二日目にいったお好み焼き屋、めちゃ楽しかったなぁ♪
2008/05/01(Thu) 14:49 | URL | タダシガキ | 【編集
はじめまして。先日はワタシのBlogに書き込みありがとうございました!

法律を議論するカップル…。傍から見るとナニゴト?と思いますが、これ力つきそうですねぇ。
ワタシも昨年演習に参加したのですが、普段文字にすることに慣れていても、言葉にすることってとても難しいなと感じておりました。普段からいろんな議論ができていればレベルアップしそうです。
しかし、そんな相手を見つけるのは、卒論に合格するより難関そうですw
2008/05/02(Fri) 08:02 | URL | suzuka | 【編集
v-5suzukaさんへ
さっそくのコメントを、どうもありがとうございます。

たしかに、「傍からみるとナニゴト?」と思われるかもしれませんね。
ワタシは一度くらい二人の議論する姿を見てみたいと思ってます。
頭のきれる二人なので、きっと凄いことになるのではないかと…。
刑法的には、バリバリの行為無価値と結果無価値の二人ですし(笑)。

ふだん、書くことが主の通教の学習ですが、演習となると勝手が違いますよね。
ディベートととなると、瞬間的な判断が要求されますしね。
でも、演習に参加してみて、ワタシは良い経験をしたなぁと思ってます。

2008/05/02(Fri) 09:29 | URL | タダシガキ | 【編集
そういうカップルっていいですね~。
お互い成長し合える仲というか・・・、議論になったらとまらなそうな^^
私も初スクのときに仲良さげのカップル(もしくは友人?)を見たことがあったので、その人たちも「そういう議論をしているかも」とふと思いました。

本当にそうですよね。本を読んで納得しているからといって、そのことをしゃべるとなると、難しい・・・うまく表現できなかったりして相手に伝わらなかったり・・・。
「言葉で表現できてやっと本当の理解を得ることができる」ってまさにそう思いました。
2008/05/02(Fri) 10:50 | URL | orange | 【編集
こんにちは。
私も以前バイトで経験したことですが、塾の講師をしたことがあります。予習して知っているつもりで授業に臨むのですが…目線の違う生徒からは思いもよらない質問を受けたり、知識として知っているということに満足してその物事をさらに深く考えるまでに至らなかったり…。教える対価を頂いていたからプロ意識はもっていたつもりでしたが、知っているという錯覚は恐ろしいなぁ~という経験をしました。ある意味自分の思考停止・限界を見出してしまっているようで。
 それにしても議論できる友人はほしいです。が、カップルとしては…距離が近い存在なので、白熱した議論の引き際が難しいような気がします。しかもその二人って刑法の立場が行為無価値と結果無価値なんですよね。ならなおさら大変な気がします!!←きっと私なら、相手にむかつくことでしょう(笑)なにせ大谷先生の大ファンなので。
 恋人として、多くの試練を乗り越えることはできても、不能犯の壁は越えられないような気がします!!(笑)
 まぁ~「隣の芝生は青い」ということですかねぇ
2008/05/02(Fri) 16:57 | URL | パンチョ | 【編集
お久しぶりです。
この季節になると夏期スクのガイドブックが届き、私としてはみなさんにお会いできるという喜びと、先生方の生の講義への期待を募らせる時期でございます。
 さて最近は仕事が忙しくて、勉強をサボりがちです。たしかに自分の意見を言い合える友や恋人はうらやましいです!!私も仕事上書籍や自分に有利な解釈の本を読みますが、実際の問題は相手があってこそなので、偏った意見や物の見方がアダになることも多々あります。周りの先生に自分の見解や意見を言うのですが、弁護士は経験や型にはまった「当り障りのない答え」を出してきます。それが世の中なのでしょう。しかしまだ学問の世界に身をおいているうちは、無責任に冒険してみたり、青臭い理想に燃えてみることも必要だと思います。きっと弁護士もたまごの頃は、強い意志を持っていたでしょう。しかしこれを業となして経験を積むうちに、現実だけを見て、目の前のクライアントを助ける事に終始してしまい法律論の原理原則・本音と建前が逆転してしまっているように思われます。←でも案外休む暇もなく働いている先生たちの姿を見てそれを誇りに思っております。
 ここでもう少し私の仕事の話に付き合って下さい。
 この間消滅時効に関することで、私の主張と若い弁護士の意見が分かれました。もちろん弁護士は、経験を積んでいるので私の心の中では、(きっと裁判をしても先生の見解が妥当だと言うのであろう)と予測はできていました。しかし私は何とか自分の主張が理論付けられないものか書籍を読み、判例に目を通し…思い切ってボス(一番上の弁護士)に、胸の内を明かしました。そしたらボスからは意外な言葉が…「その主張でやってみるか!!裁判はその時になってみないとわからない。弁護士として弱い立場の意図・考えを企業側にぶつけてみよう。」とおっしゃってくれました。とっても嬉しかったです。←この思いは、初めから賛成意見を出されたのでは、味わえない感動でした。反対意見を出されて、初めて気づく自分の解釈の欠点。それを補うよう必死で探した判例、書籍…一連の流れにより得たものは大きかったです。
 
 こんな経験をしたのちにタダシガキさんのブログを拝見いたしました。私も通教で得た友達は、良い人ばかりで会えばお互い切磋琢磨でき、私を成長させてくれるきっかけを与えていただいております。さらに切磋琢磨できるのが恋人同士となると羨ましいですね!!某塾の塾長が「外国では、レストランで友達と家で家族と法律や政治の話を当り前のようにしている。日本人は議論をかわす、人と違う自分の意見を言う事ができない。その場の雰囲気による妥当な答えを、周りが望む意見を探してしまう。」と言うような話をしてました。確かにその通りであると思います。意見の違う人が身近にいるなんて本当に羨ましい限りです(笑)お互いに違う意見を聞き合える忍耐力も必要になりますよね~。では長々とコメントを読んで頂きありがとうございました。

★夏期スクでは、色々なお話ができるよう私も勉強に励みますので、是非タダシ
ガキさんよろしくお願いします。
 タダシガキさんや他の方々の話は、いつも私にやる気を与えてくれる活力とな
ってます。
こういう感じで通教生同士刺激されることも良い事ですよね。

日々是好日



2008/05/02(Fri) 18:17 | URL | 刑事14部 | 【編集
v-5orangeさんへ
blogに書いた二人は、共にある法律系国家資格の取得を目指しているような人たちですから、きっと、議論することで切磋琢磨しているのでしょうね。
互いに成長し合っているといえる二人ですが、二人からはワタシも良い刺激をもらっているなぁ~と感謝しているんですよ。

ところで。
真に理解するって、けっこう難しいことですよね。
ホント、orangeさんの言われるとおり、「言葉で表現できてやっと本当の理解」ができたといえるんだと思います。

昨年の夏期スクで国際政治史の滝田先生から、『「政治」って何ですか』といったような問いかけがありました。
言い方をかえ、『小学生相手に「政治」の意味を正しく説明できますか?』と。
先生の発言の趣旨は、ふだん何気に使っている言葉でも、それを他人に正しく説明できなければ、理解しているとはいえず、理解している「つもり」になっているだけだということにありました。
理解している「つもり」になっているだけの事が、実に多いとまで言われていたような…。
ワタシにとって痛烈な一言でしたよ。
2008/05/02(Fri) 20:18 | URL | タダシガキ | 【編集
v-5パンチョさんへ
日々法律を勉強しているつもりですが、ワタシの場合、「知っているという錯覚」だけにとどまっていることが多いような気がします。
ホント、くどいようですが、他者にちゃんと正しく伝達できるようになってはじめて、知っている(理解している)といえるのでしょうね。
もっとも、そこまで理解できたならば、レポートや試験で苦労することもないのでしょうけど(笑)。

ところで。
仮に、パンチョさんが彼女と法律論、とくに刑法に関する議論をするとするならば、その彼女は前田雅英先生のファンであって欲しいと思います。
そうすると、まさにカップル版「エキサイティング刑法」となるでしょうから(笑)。

参考
大谷實、前田雅英著「エキサイティング刑法 総論」(有斐閣、1999年)
同「エキサイティング刑法 各論」(有斐閣、2000年)
2008/05/02(Fri) 20:21 | URL | タダシガキ | 【編集
v-5 刑事14部さんへ
おひさしぶりです。
コメント、ありがとうございます。

刑事14部さんは、お仕事として法律を取り扱っている現場に身を置かれているわけですね。
抽象的であることが多い法律学を、具体的に学べる環境にいるというのはうらやましい限りです。
とはいっても、お話しを拝見すると、実務の世界はとても大変そうですよね。
現実に当事者の利害が深く絡み合っているわけですからね。
ワタシのように、教科書事例だけみて「そんなの不当じゃん!」なんてお気軽に考えるわけにいかないでしょうし…。
ご自身の主張が裁判所で認められることを祈っております!

反対意見のお話し、とても参考になりました。
ワタシなんて、レポなど書く際に、学説的に有力な反対説があると、それに触れないわけにいきませんので、正直、「めんどくせぇな~」と思う始末です(笑)。
でも、当たり前のことですが、自説に対する反対意見があればこそ、自説の問題点が明らかとなり、その批判をかわすことで自説の正当性がより強固なものとなるのですから、反対意見って貴重ですよね。
これは、なにも講学上のことのみならず、日常生活において他人と意見が衝突した場合も同様ですよね。
そんな場合、ワタシはお恥ずかしい話し、自分の意見が相手に伝わらず「ムカムカ」することが多々あったような…。
でも、いま思うと、ワタシに相手を論破するだけの力量がなかったというだけで、相手に腹を立てるのはお門違いであったことが多かったのでしょうね(笑)。

夏期スクでの再会を楽しみにしております。
お酒でも飲みながら、実務のお話しを聞かせて下さいね。
2008/05/02(Fri) 20:21 | URL | タダシガキ | 【編集
失礼ながらこのブログでこんなにコメントが入ったのは初めてではないでしょうか!?

先日の卒業式後の懇親会で、田尻先生から紹介された新宿で社労士を開業されているうら若き同期卒業女性と、後期高齢者医療制度の話で異様に盛り上がった話も同じ資格所有者としてかなり面白かったですよ。
(私には開業の予定はありませんが…)

こうして法律を学んだ者同士として、そういった議論の場があることが楽しいものでもあります。
事務屋としても手続きよりも、そういった根本の「法律」制定の背景ということについて時間を気にしないで議論(喧嘩ではありませんよ)したいなぁ~
再入学しちゃおうかしらぁ~
2008/05/02(Fri) 21:28 | URL | akihiko | 【編集
v-5akihikoさんへ
おっしゃるとおり、このように多くの方からコメントを頂戴したのは初めてです。
なんせ、定期愛読者数が一桁だと思われる当blogですので(笑)。
ですから、ちょっとビックリ。
でも、もし当の本人二人がこのblogを見ていてくれているとするならば、一番驚いているのは、二人かもしれませんね(笑)。

akihikoに~さんを含め、コメントを下さった皆さま、どうもありがとうございました。
あらためて、お礼申し上げます。
しょうもないblogですが、今後もどうか暖かく見守って下さいませ。
m(_ _)m

ところで。
再入学する前に、宴会入学ってのもいいと思いますけど。
夏期スク中には再び一席設けますか!
そん時はご招待致しますので、ぜひ、ご参加を…。

2008/05/02(Fri) 22:22 | URL | タダシガキ | 【編集
コメントを投稿
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。