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Could somebody please explain to me ...
5月13日付の毎日jpに興味深い記事がありました(以下、一部引用)。

 車を運転中にチョコレートを口移しで食べようとし、歩行者をはねて死亡させたとして、青森地検が運転していた青森市内の会社員の男(47)を自動車運転過失致死容疑、助手席の20代の女を重過失致死容疑で逮捕したことが13日分かった。地検によると、同容疑で助手席の同乗者を逮捕するのは異例。2人は容疑を認めているという。
 地検によると、2人は昨年12月28日午後5時20分ごろ、青森県野辺地町の町道を走行中、チョコレートを口移ししようとして前方不注意となり、前を歩いていた町内の無職男性(69)をはねて死亡させた疑い。

ところで、この記事を読んで疑問に思ったことが…。

疑問その1
二人は、それぞれ単独正犯として処理されているのでしょうか?
だとすれば、助手席にいた女性の実行行為は、「口移しでチョコを食べさせた」ことになる?
それとも、「口移しでチョコを食べさながら運転させた」ことが実行行為となるでしょうか?

疑問その2
過失犯の共同正犯として処理されているとするならば、どうして両者の罪名が異なるのでしょう?

「そんなことも分からんのか!」と突っ込まれそうですが、正直、いまひとつピントきません…。

どなたか、おしえてぇ~
コメント
過失の共同正犯だと思います
こんばんは。

興味深い事件ですね。

私としては、過失の共同正犯だと思います。
そして、部分的犯罪共同説の立場から、
運転者に自動車運転過失致死罪
助手席の女に重過失致死罪
がそれぞれ成立し、重過失致死罪の範囲で共同正犯が成立するのではないでしょうか。

実行行為は、犯罪結果発生の危険を惹起した行為であり、
過失の実行行為は結果予見可能性、結果回避可能性を前提にした
注意義務違反ですから、
チョコを口移しをして、前方注意義務違反を共同して引き起こした
のではないでしょうか?
2008/05/15(Thu) 00:40 | URL | ジョー | 【編集
v-5ジョーさんへ
はじめまして。
書き込みをどうもありがとうございす♪

なるほど、ジョーさんは、部分的犯罪共同説の見地から過失の共同正犯として処理されたのではないかとお考えなのですね。
とても参考になりました。
あらためてお礼もうしあげます m(__)m

ところで、さらに疑問なのですが…。
どうして、刑法65条1項を適用して、助手席者に自動車運転過失致死罪を適用しなかったのでしょう??

このことについてのジョーさんのご意見をお聞かせいただけると嬉しく思います。
あっ、もちろん他の方からのご意見も大歓迎です。


2008/05/15(Thu) 10:12 | URL | タダシガキ | 【編集
不真正身分犯
こんにちは。

おそらく、自動車運転過失致死罪は、自動車を運転している人は
刑が重くなる不真正身分犯だと思います。

つまり、自動車を運転していることで刑が重くなる考えですから、
重過失致死罪が基本犯
自動車運転過失致死罪が身分がある場合における加重犯
と考えられるのでないでしょうか?

ということで、
助手席者は、自動車を運転している身分がないことから、
重過失致死罪しか問えないのだと思います。

よって、
運転者は、自動車運転過失致死罪
助手席者は、重過失致死罪
の罪責を負い、重過失致死罪の範囲で共同正犯が成立する。

いかがでしょうか?
2008/05/17(Sat) 12:16 | URL | ジョー | 【編集
v-5ジョーさんへ
再びコメントありがとうございます。

ワタシは、自動車運転致死傷罪が、自動車の運転手にしかなしえないという観点から、真正身分犯だと思っていました。
でもでも。
過失致死傷罪の加重類型だということからすれば、ジョーさんのご指摘のとおり、不真正身分犯ということになるのでしょうね。
とすれば、判例による刑法65条の解釈に基づいて考えると、「運転手」という身分を有さない助手席者には、65条2項により自動車運転過失致死罪は適用されないこととなりますよね。

たいへん参考になりました。
どうもありがとうございました。
m(__)m
2008/05/17(Sat) 19:00 | URL | タダシガキ | 【編集
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