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民法2(物権法) 2007年度第2課題 合格
昨日、民法2(物権)の第2課題が返却されました。
無事に合格しており、結構な評価を頂きました。
レポ2連敗中でしたから、ホットするとともに、少し自信を回復しました…(笑)。

以下、大まかな構成を書き記しますので、ご参考までにどうぞ。
※ 「何がなんでも自力でレポを仕上げ、合格を勝ち取る!」と非常に志の高い方、その志はとても立派だとワタクシは真面目にそう思います。
そういう方にとって以下の内容は「大きなお世話」以外のなにものでもありません。
ですから、これより先を無視して読まれないことを強くオススメいたします。


1.民法上、一般的な善意・悪意の意義
2.善意占有・悪意占有の意義
 その区別の実益として、物権法上の制度を列挙
 (1)取得時効(162条以下)
 (2)占有者の果実収得権(189条以下)
 (3)占有者による損害賠償(191条)
 (4)有益費の償還請求権(196条)
 (5)即時取得(192条)
3.177条の「第三者」について

以下、評価されたポイントなどを若干補足します。

1、2 通常の善意・悪意と、占有における善意・悪意の対比
 1で民法上の一般的な善意・悪意の意義を述べ、続いて、2で占有における善意・悪意の意義を説明し、それらを簡単に対比しました。この部分には赤ペンでグルグル丸印が付けられていましたので(以下◎)、評価の高い部分(つまり、記述すべきポイント)だったのではないかと思います。

2(1)取得時効(162条以下)について
 即時取得は、総則上の規定なので、記述すべきか迷いましたが、その要件として占有者の善意無過失が条文上列挙されていますから、触れてみました。結果、有り。
 「善意」は推定をうけるが(186条1項)、「無過失」までは推定されないことの記述には、なんら印しナシ

2(2)占有者の果実収得権(189条以下)について
 善意占有者の果実収取権(189条1項)、悪意者の果実返還義務、代価償還義務(191条1項)の関する記述の部分に有り。
 ワタクシは、善意占有者の悪意擬制(189条2項)についても触れましたが、別段なんら印しナシ

2(3)占有者による損害賠償(191条)について
 191条が規定する、善意占有者と悪意占有とで、損害賠償義務を負う範囲の差異についての記述に

2(4)有益費の償還請求権(196条)について
 占有者が支出した有益費の償還義務(196条2項本文)について記述しましたが、この部分には何ら印しナシ。ただし、このことに関連するものとして、悪意占有者であった場合、裁判所は一定の期限の猶予を与えることが可能である(196条2項ただし書)とすることの実益は、悪意占有者は占有物の上に留置権を行使できないことにある(295条1項ただし書)と記述した箇所に、あり。

2(5)即時取得(192条)について
 即時取得の要件として善意無過失を要求されていることに関する記述にあり。
 また、「善意」は推定をうけること(186条1項)さらに188条を根拠に「無過失」の推定も受けること(最判昭41・6・9)を記述したことについては、2(1)取得時効の場合と異なりがついてました。

 ここで、ワタクシは次に即時取得に関して占有改定(183条)が、「占有を始めた」(192条)にあたるかどうかという論点に少し言及しました。具体的には、否定説・肯定説・折衷説それぞれの帰結として、どの時点で善意無過失であれば、占有者が保護されるかが異なることに触れ、それに対する自分の考えも簡単に書き添えました。しかし、まったく印は付されておりませんでした(今考えると、この部分には触れないほうがスッキリしたかもしれませんね)。

3.177条の「第三者」について
 177条の「第三者」には、単純悪意者は含まれるが、背信的悪意者は含まれないとする通説・判例の採る、背信的悪意者論について言及しました。が付けられたいました。
 これに対して、単純悪意者も177条の第三者から除外すべきとの見解もあります。そこで、この問題に対する自分なりの考えを記述しましたが、印しはナシでした。

このような感じでワタクシはまとめあげましたが、それに対する先生のコメントを見るところ、
①善意占有・悪意占有の説明がある
②189,190,192,192,196条2項などを揚げ、区別の実益の説明がある
③177条の「第三者」の範囲につき、背信的悪意者排除論の法理に言及してある
以上の点が評価されたようです。


以上のことは、あくまでも合格レポートの一例にすぎません。
したがって、当然にこの他にも様々な答案構成が考えられるはずです。
また、一応、レポート本文中に、が付けられていた部分と、無かったところを意識的にご紹介しましたが、が付されていないからといって、記述しない方が評価が上がるかどうかにつついては、ワタクシは判断しかねます。


なお、「これらを参考にレポを作成したが落っこちた、どうしてくれるんだ!」などと苦情を申されても、「残念でしたね、再提出頑張って下さい」としか申し上げれません。(笑)
ですから、あくまでもレポート作成の際の一参考資料としてお読み頂けますれば幸いに存じます。


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